3月20日、筆者は、両津発16時5分のおおさど丸に乗船し、帰京の途に付いた。新潟港到着10分前の16時25分に、予め駅ネットで予約しておいた新幹線の乗車券を確認したら、新潟発15時48分の新幹線を「とくだ値切符」で予約していたのに気付いた。この切符は安いのだが、乗り遅れると、乗車券、グリーン券の両方が無効になってしまう。しまった、10,160円をドブに捨ててしまった!両津発12時40分のカーフェリーに乗る思い込みで、この船に接続する15時48分発の列車を予約していた事ををすっかり忘れていたのだ。だが、運がいい事に、飛び石連休のため、19時23分発の新幹線のグリーン席が空いていて事無きを得た。列車予約の不確認で1万円をみすみす捨てたのはこれで2回目である。3月18日にある事件が起こった。それが心の動揺を誘ったのであろうか?グリーン車は空き空きで、上野到着まで隣席には誰も乗り込んで来なかったのがせめてもの幸いだった。
例によって、改札前の駅弁屋で、一つだけ残っていた、加茂湖産の牡蠣を使用した牡蠣飯を購入した。これを食べたら、それ以後、腹具合が絶えずおかしかったので、お彼岸の中日に、なごり雪がぱらつくと言うふざけ過ぎた季節に加えて散々な目にあった一日だった。
16時5分両津発のカーフェリーに乗った
どぶに捨てた「とくだ値」切符
これが、同日の、新潟発15時48分(MAXとき334号)と19時23分(MAXとき348号)の新幹線切符を、同一人物が購入した決定的証拠だ。新潟在住のしがない薄給のレントゲン技師がこんな間抜けた事をやるだろうか?どう考えても金持ちにしかできないへまである。もう分かっただろう、佐渡の翼が東京在住の素封家だと言う事を。