
筆者は、この料理屋を午後12時に予約しておいた。訪問の数日前にホテルからメールが来て、「メニューはビュッフェ形式である」事を知らされていた。席に就くと、ウエイトレスから「惣菜とお寿司とデザートが食べ放題で、後は、椀物、煮物、焼き物、造り、酢の物、食事を好きなだけご注文頂けます。注文は所定の用紙にお書き下さい」と言われ、彼女は回転寿司の注文書のような紙片を指差した。一回に8品まで注文出来るシステムになっていた。筆者の周囲の席に座っている人々は全員地元の人のようで、皆さん、てんこ盛りの前菜とお寿司に加えて、お料理をこれでもかと言うくらい注文なさっていた。
筆者は、惣菜には、玉子焼き、田楽、トマトを選ぶだけに留め、お寿司はパスしておいた。そして、海老しんじょうの吸い物、カンパチの炙り、筍の土佐煮、鰆の西京焼き、海もずく、蒸し蟹(パサパサして食べられる代物ではなかった)、ちりめんじゃこと山椒のご飯、沖縄海藻類の味噌汁を注文した。各お料理とも、注文後8分以内に運ばれて来たが、それぞれにまずまずのお味ではあったものの、高級日本料理屋と言うよりも、バイキングスタイルの和食レストランの趣きであった。
お代の3100円を支払った後にグルメマイルを貰い、筆者はチェックインのためにフロントへと戻った。
サラダなど
味噌田楽
出し巻卵
寿司
椀物
海葡萄
カンパチの炙り
蒸し蟹
鰆
味噌汁
ご飯