
小木の街を出た後、筆者は今夜の夕食用のおつまみを買いに羽茂のセーブオンへと向かった。その途中で羽茂大橋を渡るのだが、その手前に羽茂大橋集落へと向かう道があり、何気なくここへ入ってみた。しばらく道なりに北上するとやがて左手に左方向を指さすお地蔵さんがあり、それの指さす方向に金閣寺のまばゆい黄金色の壁が見えた。まてよ、ここは佐渡だ、京都ではない!京都の金閣寺に参詣出来ない人のために誰かが金閣寺もどきでも建てたのか?そんな奇妙な光景が民家の庭先に広がっていた。だが、その金閣寺の色は黄金色ではなく、黄色である。金の島に金閣寺と洒落込んだのだろうが、少し手を抜いたようだ。色が安っぽいので、すぐに偽物と分るが、コピー造りの腕前は中国顔負けである。この民家の北側には西勝山「香〇寺」(〇はにんべんに専)というお寺があったので、この金閣寺のあるお家を探すには、このお寺を目指すといいだろう。
この地蔵が指さす方向に
金閣寺もどきがあった
金閣寺に良く似ている
一丁前に池や太鼓橋まである
チューリップ
水仙
見れば見るほど
金閣寺にそっくり
ツツジ
牡丹