出張とは、「仕事をするために勤務先以外の所に行くこと」と定義されている。佐渡ならば島内出張もあれば島外出張もある。特に後者の場合では、都市部への出張時には、うるさい奥方から解放されるとあって、つい羽を伸ばしたくなるのが人情と言うもの。中にはこれ幸いとばかり、出張を隠れ蓑に、こっそり、キャバクラや性風俗の店に行く輩だっていよう。出張業務が終了した時間帯であれば、基本的に何をしようと個人の自由だから、業務時間外に、ブログネタの写真撮影をしに街へ繰り出すのに目くじらを立てる人はおるまい。だが、それも程度もので、「過ぎたるは猶(なお)及ばざるがごとし」で、出張のたびにそれをやっているのが明らかになれば「出張業務に専念していれば疲れ果てそんな事をする暇はなかろうに、君は一体何をしに出張しているのかね?出張の目的はブログのネタ探しかね?」と上司から嫌味の一つも言われかねない。もし属する組織が公的機関ならば、出張旅費や宿泊費の原資は税金だから、佐渡島民から「公金使用で私的なブログネタ探しなどもってのほか」と文句を言う人だって出かねまい。世間には隙さえあれば足を引っ張ろうとする人間はうようよしている。浮かれてスカイツリーなどを見学している場合ではない。出張時は業務に専念し、観光は私費旅行時に行うのが筋だ。昔と違い昨今では地方開催の学会でも学会終了後の観光旅行設定などはやらなくなった。「学会出張は勉強が目的であり、観光する暇があれば学会活動に専念しろ」と言う風潮なのだ。筆者の職場では、帰宅時のタイムカードの印字時刻が定時より1分早いのが連続し、それを誰かに告げ口されたために厳重注意を受けた者がいた。人間と言うものは常にどこかで誰かに見られている。ましてや実名ブログ(例え匿名でも、佐渡の島内ブロガーの氏素性などは当の昔に知れている)のブロガーなどは衆人監視の環境下にあることを肝に銘ずべきで、軽々しく出張時の出来事などに関する記事をブログにアップしないのが賢明だろう。後で、誰に何を言われるか分かったものではないからだ。この記事を読んで身につまされるブロガーが佐渡には少なくとも二人いる。それは誰だか言わないが、島民はみんな知っている。
今日のmeeting弁当は牛タン弁当。牛タンは一切れ食べただけで全て残したし、天麩羅は衣をはずして食べた。