
「ことこと屋」を出て玉の湯さんに到着したのは午後4時頃であった。フロントで応対してくれた女性スタッフは、筆者をフロントの裏手にある小さなロビーへと案内し、ソファーに座って待つ間に宿帳を記入するようにと指示してくれた。そしてほどなくして仲居さんが、柚子の甘露煮とお茶を持って現れた。次いでスーツ姿の男性スタッフがやって来て、夕食の開始時間の決定とメイン料理の選択を求めた。メイン料理のメニューには、すっぽん、鶏肉、和牛などが並んでいたので、筆者は迷わず、豊後牛のステーキをお願いした。そして夕食開始時間を5時30分としてもらった。最後に年配の仲居さんが現れ、お部屋へと案内してくれた。お部屋名は「すはう」であった。
このソファーに座って待った
小さなロビーから見た御庭
暖炉もあった
茶菓が提供される
ロビーの中は静寂そのもの
お花が飾ってあった
夕食のメイン料理のメニュー
部屋名は「すはう」