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Channel: 佐渡の翼
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ハロッズプランテーションルーム(三越銀座店内)  投稿者:佐渡の翼

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8月中旬のとある日、筆者は、ちらし寿司を食べる目的で銀座のお寿司屋「からく」へ向かった。だが、生憎お盆期間中とあってか、臨時休業だった。仕方なく、三越銀座店に行った。すると、地下鉄への連絡口の前でテレビ朝日のお天気キャスターおねーさんでお馴染みの、今村さんとすれ違った。彼女は予想通りの小顔であった。テレビに出演する芸能人などは、大型の液晶画面で視聴すると、顔が大きく映るので、実際に見た時の顔のサイズは小さく感じられる。だがそれは錯覚で、よく見れば普通の大きさの顔である。筆者などはいつもブログで大風呂敷を広げているので、顔も態度もでかいように錯覚した女性読者が、実際に筆者の素顔を見た時の印象を聞かれたら「意外に小顔だったわよ、ブログから受ける印象とは180度違うわね」と答えた。

筆者は、三越銀座店の4階にある、ハロッズプランテーションルームを訪ねてみた。このお店は喫茶室だがお昼にはランチも提供している。筆者は、ランチタイムが始まる午前11時半丁度にお店にお邪魔した。二人掛けの席に案内された後、サンドイッチセットを注文した。店内の様子をデジカメでパシャパシャとやったら、ウエイトレスが飛んで来て「お客様、店内の写真撮影はご遠慮頂いております」とやんわり注意されてしまった。どこの百貨店でも、原則、店内の写真撮影は禁止されているが、大概の従業員は大目に見てくれ、見て見ぬふりをしてくれる。だが、ここハロッズだけは、杓子定規と言おうか、はっきり言って、うるさいのだ!ハロッズ百貨店の英国本店で嫌な思いをした事があったので、入店する前から嫌あ〜な予感がしていたが、悪い予感ほど当たるものだ。まず、グリンピースとミントの冷製スープが運ばれてきた、うん、まずまずのお味である。英国人は味音痴の民族のようなので、英国料理はさほど美味しく感じないし、その英国人をルーツとする米国人などはそれに輪をかけたような味音痴らしく、米国留学中に、米国料理レストランで美味しい料理に巡り合った試しはほとんど無かった。だから期待せずに、次のサンドイッチを待ってみた。クリームチーズ、胡瓜、ハムのサンドイッチだったが、味は凡庸で、パークハイアット東京のピークラウンジで食べたフインガーサンドイッチには比ぶべくも無かった。ま、英国人には適切なサンドイッチかもしれぬが。。。さすがの筆者もこれだけでは足りず、デザートにレモンタルトを注文してみた。甘さを抑えたメレンゲが乗せられたレモンタルトのお味は、酸味が強く、リッツカールトンホテル東京で食べたスイーツのような繊細で高尚なる味わいとは程遠かったように思う。お代の2310円を支払いこのお店を後にしたが、ハロッズ系列のお店は、少々お高くとまっている。いくら英国王室御用達の百貨店であっても、その高慢ちきさだけが鼻に付いたハロッズプランテーションルームだった。

パークハイアット東京のピークラウンジで食べたフインガーサンドイッチ


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