
モンテネグロでの入国審査を終えた後、タクシーは山沿いの道から海岸線を通る道へと抜けた。そして、午前10時50分、運転手さんは、ショートカットをする目的で、湾を渡るフェリー乗り場に到着した。運転手さんのお話では、フェリーを使えば所要時間は海沿いの道路を迂回するのに比べ10分程度の短縮になるのだそうだ。対岸までの所要時間はわずかに5分ほだだったため、暑さを避けるため、筆者は車の外には出ず、エアコンの効いた車内に居続けた。渡り終えた後、再び山岳道路に入り、結局コトルの城壁前の入口に着いたのは、午前11時30分頃であった。運転手さんがタクシーから降り、今夜の宿であるホテルカッタロの場所を確認しに行った。ホテルカッタロはコトルでは最高級のホテルであるが、建物は城壁の中にあった。例によってスイートルームを予約しておいたが、一泊の室料はたったの33670円と言う安さだったから驚いた。これは、日本ならば沖縄辺りの通常クラスのホテルのツインルームとほぼ同等の値段である。何故こんなに安いのか?その訳はチェックイン後、お部屋の中に入った途端に分かった。
フェリーに乗ると運転手さんは用を足しに外へ出て行った
フェリーから見た景色
対岸に到着
フェリーから降りた
コトル近郊の飛行場
コトルの城壁前に到着。背後の山腹に城壁が築かれているのがお分かり頂けるかと思う
運転手さんがホテルカッタロの場所を確認しに行った。