
筆者がi8を停めている駐車場は、ガレージ式の完全個室タイプではなく、マンションの1階部分である。屋根付きとは言え、そこには他の車両も駐車しているため、一週間も駐車しておくと車の排気ガスなどで車体本体表面がうっすらと汚れてくる。その程度の汚れは、フェザー棒で拭えば綺麗に出来る。だが、雨天の際に駐車場内に入り込んだ排ガス混じりの雨滴が車体の後部に付着すると車体の色が白だけにかなり汚れが目立つ。これまでは、そうした汚れを一々ウエットテイッシュで綺麗に拭っていたが、トランク上部のガラスの汚れは、プロ用のガラスクリーナーを使用しても綺麗には拭えない。新宿高島屋の駐車場で、ベンツのフロントガラスをクリーナーを吹き付けて一生懸命磨いているおじさんを良く見かけたが、i8のガラスは特殊らしく、プロ用のガラスクリーナーを使用しても綺麗にならないのだ。
筆者はi8には一週間に二回しか乗らないので、5日間は車は駐車場内に留まっている。この間に様々な要因(チリ、排気ガスなど)で小さな汚れが車体に付着する。雨晒しよりはましなのだが、車が常にピカピカでないと気がすまないたちなので、汚れ防止用にi8専用の車体カバーを購入した。透湿・防水タイプのため77,760円もした。車体カバーなどは安い車ならば購入時に値引き代わりにただでくれるようなサービス品だが、それらは防水透湿ではないので、車を雨晒しにすると車体本体は雨の通過で濡れてしまうし、湿気を逃せないため、カバーと車体の間の隙間で蒸れてしまう。だから、そうした安い車体カバーは排気ガスなどの汚れは跳ね除けられるが、雨には弱い!所詮安物はそれなりなのだ。
筆者は車で遠距離旅行をする際はこのカバーを車に積み込んでいく。宿泊地の駐車場に車を停める際は充電終了後に必ずこのカバーをかけておく。さすれば夜露に濡れても、日が高くなりカバー表面が乾いていけば、それを畳むのに手が汚れる心配はない。