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首里城その3(漏刻門)    投稿者:佐渡の翼

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漏刻門は首里城第三の門。「漏刻」とは、かつて櫓(やぐら)の中に水時計が置かれていたことに由来する。晴天時には門の東方約20メートルの所に設置した日時計「日影台(にちえいだい)」、雨天時は櫓の中の水時計を用いて時間を計っていた。時間になると、漏刻門で役人が太鼓を叩くのを合図に、城庭、東のアザナ、西のアザナ(物見台)、及び右掖門(うえきもん)で同時に大鐘を鳴らす。これにより、城内・城外に時間を知らせていたと伝えられている。また、琉球名を「かごいせ御門(うじょう)」と言う。「かごいせ」とは「カゴ寄せ」、つまり昔は国王に敬意を表すため、籠でやって来た高官もここで下乗し、徒歩で登城することに由来している。

漏刻門に至る道

漏刻門の説明看板

右手は広福門だが、訪問時は改修中であった

漏刻門の裏手

久慶門と城壁

遠くに見えるのは沖縄県立芸術大学


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