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Channel: 佐渡の翼
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相川拘置支所        投稿者:とある旅人

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新潟地裁及び地検の佐渡支部並びに新潟拘置所佐渡支所は佐和田にある。これらの施設は佐和田へ移される以前は相川にあった。江戸幕府が金山の町相川を天領とした時から、こうした行政司法に関わる施設は相川に存在した。裁判所跡は版画美術館になったが、相川拘置支所は、転用されずに残り、平成17年に国の登録有形文化財に指定された。概観はコンクリート製のように見えるが木造モルタル建築であり、長年の風雪に晒され、屋根が朽ち果てかなり危険な状態になっていたが、これらを修復した上で、その内部が2012年頃に公開された。拘置所とは、刑確定前の被疑者ならびに刑が確定した囚人を収容する施設である。当然ながら快適なスペースが与えられる訳ではない。雑居房などは、6畳間の定員は3名である。だが6畳間全てが利用できる訳ではなく、その一角はトイレになっているため、実質5畳半程度のスペースに3人が詰め込まれるので、一人当たりの占有面積は1.5畳程度であり、ここに生活用品やら布団を置くので、かなり窮屈である。無論冷暖房などはないので、夏の暑さは何とか凌げても、冬はよく凍死しなかったものだと感心してしまう。トイレはボッタン垂れ流しだから、その悪臭たるやすさまじく、文字通り臭い飯を食う事になる。所長や看守の仕事は、被疑者や受刑者の監視、身体検査、更生活動の補助、手紙の校閲などである。雑居房での被収容者同士の揉め事などは日常茶飯事だったであろうから、常に緊張を強いられるきつい仕事であったろう。一応医務室などもあり、持病を抱えた受刑者や過酷な環境下で病気になる被疑者などを診療していたようである。受刑者や被疑者の中には女性や子供もおり、彼らを収容する際は、内部に衝立などを設置し、プライバシーに配慮した特別仕様の部屋が使用された。

7月17日の日記:フジテレビのリアルスコープと言う番組で、山の手線の舞台裏を公開していた。その中に、山の手線の車両を丸々一両借り切り、車内の混雑度具合の再現実験を行うと言う企画があった。混雑度100%では、車内は程よい混み具合で、人と人との間にはまだ余裕があり、本を広げて読むゆとりもあるくらいだが、150%となると、肩同士が触れ合うくらいの混み具合となり、200%になると、完全に人間サンドイッチ状態で、圧迫死、窒息死しかねないような恐怖感を感じる。筆者は、かつて、表参道の「ビルズ」からの帰りの下りのエレベーター内で、両側から20代女子のおっぱいに挟まれ、呼吸困難を覚えた経験があり、以来、これがトラウマとなり、満員電車には怖くて乗れなくなった(調子いい事言ってやんなあ〜、この野郎!と言いたい人には言わせておく)。

筆者愛用の、ジョンマスターズオーガニックスの「オレンジ&ジンセング エクスフォリエイティング ボディソープ(1785円)」。安っぽい牛乳石鹸と一緒に撮るところが嫌らしいなあ〜!

http://www.digibook.net/d/5915a9df919e2e79fc2835909833760e/?viewerMode=fullWindow


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