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Channel: 佐渡の翼
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クロワッサンスティック(伊勢丹新宿本店:カフェOHZAN)   投稿者:佐渡の翼

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6月16日、筆者は、伊勢丹新宿本店地下一階の「マ・パティスリー」に出店した、「カフェOHZAN」へと向かった。このお店の「クロワッサンスティック(別名、ラスクスティック)」がこの日までの限定販売である事を、伊勢丹のフェイスブックを見て知ったからだ。パン生地を長時間焼いてサクサクした物に仕上げたのを「ラスク」と言うそうで、その上に様々なフレーバーのチョコレートをコーテイングした、5本の可愛いスティックを詰めた箱が1470円で販売されていた。接客してくれたおねーさんは、おっぱいプリンプリンの豊満美女で、その種の美人を見た時に、男性の誰もがするのと同じように、筆者は、スティックの種類に関する質問を何度も繰り返した。おねーさんは、「左から、コーヒー、ストロベリーミルク、ストロベリーピンク、ストロベリーホワイト、抹茶味でございます」と、質問されるたびに同じ事を繰り返して言ったが、おねーさんのおっぱい姿がチラチラして、さすがの記憶力のいい筆者を持ってしても一回では覚え切れなかった。筆者が、可愛いだけでな〜んにもできないお調子女のように、「え〜、できなあ〜い、やってえ〜」みたいな表情を見せたら、おねーさんは、ガラスケースの外側に出て来て、「バカだなあ〜、どれどれ」みたいな表情で、「では、私が紙に書いて差し上げますね」と親切に申し出てくれた。おねーさんは、メモ用紙に縦書きで、5種類のステイックの名称をカタカナで書いた。最後の抹茶は、漢字を思い出せないらしくて、平仮名の可愛い女丸文字で書いてくれた(画像2)。

このステイックは、フランスのマリーアントワネットが愛したお菓子だそうで、食べてみたら、サクサク生地に甘いチョコ味が絡み、すいすいと食べ切ってしまった。5本一度に食べてもおやつ程度にしかならないほど軽い量である。でも画像でお分かりのように、見た目は物凄く可愛いくて女子受けするスイーツなんですう〜。

筆者は伊勢丹を出た後、久しぶりに新宿の街を歩いてみた。新宿駅前のロータリー付近が禁煙区域となったため、喫煙者は、まるで動物園の檻の様な喫煙コーナーの中に閉じ込められてタバコを吸わざるを得なくなっていた。お陰で新宿の街の空気がすっかり綺麗に成り、歩いていても気持ちがいい事この上無い!けっこうな話である。だが、街行く女性の中に、臍の下に浮き輪を巻きつけたような肥満体型を惜しげもなく晒しながら、「あたし、デブ専ですけどいいですか?」みたいな表情でのしのしと歩く30代女性がえらく増えていた。筆者は、「そろそろダイエットの季節じゃないんですか」と、心の中でそっと呟いてあげた。

それにしても新宿とは雑駁で猥雑な街だ。8割は上京者、つまり田舎者なのだが、西麻布、六本木界隈に出没するような業界人、モデルの卵、メンズノンノなどに出て来そうなイケメンモデル、ゲイ、タレント、メルヘン少女、お洒落さん、などなど、そして時には、絶滅したはずの、厚底靴の顔黒やまんばギャルなどのガラパゴスケータイもどきなども姿を見せる。正に、地上の楽園都市であり、強烈な刺激に満ち満ちている。地下街の壁広告を見ていたら「Life needs spice(人生には刺激が必要)」と書かれていたのを見つけた。そうなのだ、この文化的刺激こそが、都市の活力を生み出す源泉であり、佐渡では絶対にお目にかかれない、創作意欲を掻き立てるvividなstimulationなのである。



太陽光を当てて撮った写真。明るすぎると色が飛んでしまう危険性があるが、こちらの方が、ラスクの上にトッピングされた粒粒が光の影効果で、より立体的に写って見える。読者はどちらの写真がお好みであろうか?



女の子が書いてくれた説明文。文字の特徴からおっぱいの大きさが分かるだろうか?だが、この文字では事務系は勤まるまい。


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