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Channel: 佐渡の翼
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両津春日神社(佐渡市両津加茂歌代)    投稿者:佐渡の翼

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この神社の由緒について詳しく語る積もりはない。佐渡には春日神社などは掃いて捨てるほどあり、この程度の村の鎮守たる神社を取り上げても面白くも何ともない。なので、今回は、両津の街の寂れようについて語ろうと思う。両津の本町通りの商店街は完全にシャッター街と化している。商業の中心が佐和田地区に移り、郊外店や量販店が軒を連ねるようになると、人々の足は自然にそちらの方へ向く。加えて、お洒落で美味しいお店もそういう地区に集まりがちとなる。かつての両津は、佐渡汽船の船着場時代から、佐渡の玄関口として繁栄し、佐渡市に統合されるまでは、島内唯一の市政施行都市であった。ところが、佐和田に比べ、郊外への商業施設の展開に遅れをとってしまったため、佐和田の後塵を拝せざるを得なくなった。宿泊施設も、120万観光を達成した時期を中心に次々に建設されたが、観光客数が50万台にまで落ち込んだ現在では、その幾つかが閉鎖に追い込まれた。椎崎温泉地区にある、「佐渡パークホテル」、住吉温泉地区にある「ホテル朱鷺と佐渡シーサイドホテル」、加茂湖畔にある「ホテル蓬莱」などがそれである。更に、いずれ閉鎖に追い込まれそうな外観の宿泊施設が「ホテル東宝」と「寿月館」である。両施設に於かれては、頑張って頂きたいが、観光客数が50万を割り込んだら危険水域であろう。100万観光達成は、上越新幹線と関越道の全通、及びジェットフォイルの就航による交通の利便性向上の成果であり、佐渡自体の魅力の高さによるものではなかった。佐渡市や佐渡観光協会は、朱鷺などの観光の目玉の売り込みに躍起だが、それは付け焼刃にしか過ぎない。佐渡金山が世界遺産に認定されれば一発逆転がなるが、それまでは、観光客数は減少の一途を辿るだろう。


11月30日の日記:筆者は、靴の汚れ落としクリーナーを愛車の中に常備している。街を歩いていて他人に靴を踏みつけられ汚される事が時々あるからだ。筆者はたとえ高級靴ではない、白いスニーカー を履いていても、そこに黒い汚れを付けたままで歩くのを良しとしない性格である。海外では高級レストランに入る際、店員が文字通り足元を見る。ピカピカの靴を履いている客は例外なく金持ちであり、チップを弾んでくれるので店員の扱いは取り分け丁寧になる。筆者はチップを弾んで心地よいサービスを受けたいので、海外のレストランに入る時は必ず綺麗な靴を履いて行く。だから筆者はスーツケースの中に靴の汚れ落としクリーナーを忍ばせてから旅に出る。


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