赤泊の徳和を過ぎ、腰細川のバス停を過ぎたあたりで左手に「林光坊入口」の看板を見つけた。石段を登ると十字路があり、右手を見たら、春日神社の能舞台の屋根が見えた。ここを左折すると、林光坊に至るが、真っすぐ石段を登ってみた。すると、地蔵や三基の五輪の塔などが並んでおり、その奥に竹林に囲まれた奥の院があった。額を見ると、「四国43番明石寺と45番岩谷寺」と書かれている。このお堂の内部を覗いてみたら、弘法大師の尊像があった。これが本間三川の守の信仰が篤かったお堂だそうだ。
林光坊は、天台宗熊野系の修験者の道場として、開基されたが、その後真言宗智山派に宗旨替えをしている。本堂には不動明王が安置され、村内150戸の鎮護守として信仰深く、正月27日に護摩供養が行われる。又、護摩供物のカユすすり行事がある事でも有名だ。
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